ExThird -エクサード-

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2023-07-29

◆ RPGツクールDS+作品感想 ◆

ウェイブヨ


 ハイスピード&ギャグの見るゲー。

 主人公「ウェイブヨ」は憧れのオピッピピッ隊へ入隊するため、様々な試練を乗り越える――という紹介文が的を射ない、カオスな作品です。終始笑いっぱなしでした。

 「間を取るなら"ウェイト"ではなく"キャラの移動"を使え」と言わんばかりにキャラが駆け回るので、視覚的にも楽しかったです。

 お気に入りは柱男。

劇場版超人ネイガー


 短編作品。

 ネイガーコンテストに同タイトルの作品がありましたが、それとは無関係です。

アミィちゃんを捕まえろ!


 鬼ごっことスロットゲー。

 鬼ごっこは物量勝負で歯ごたえがあり、ステージ3でリタイア。

 ちなみにプレイヤーは「捕まえられる」側です。

月下に舞う鬼


 短編RPG。

 村外れに住む「外人」の女の子に心惹かれる主人公。しかし村人は彼女の正体が「鬼」であると信じ、忌み嫌っていた…。

 ボス戦は釣竿(使うとマヒ)に全てがかかっていて、効かなかったらどうしようかヒヤヒヤしながら戦っていました。

 ヒロインが超可愛かったです。ベストヒロイン賞とかあったら彼女を選びたい。

かおてぃっくらいふ♪♪


 自作システム系。

 主人公は自分と瓜二つの顔を持つ未来人の手により「変顔」にされてしまう。なんとか元の顔を取り戻そうと「未来人の彼女」の助けを借りて奮闘するお話。

 戦闘はミニゲームで行います。音ゲー…というよりは反射神経ゲー。タイミングよく正しいボタンを入力して、最後にトドメの必殺技。

 クリア後のオマケシナリオは笑えました。

My辞書ツクール


 ツクールDS+を辞書ツールとして活用できるようにした作品。

ミッション・エスケープ


 脱出ゲーム。

 難易度は高いけど、解けたときの快感はかなりのものでした。ステージも、部屋→屋敷→町――と、ダイレクトに広がっていくのが良かったです。

 ただ、一度詰まるとなかなか抜け出せないのが難点です。頭をやわらかくしていきましょう。

ミッション・エスケープ2


 脱出ゲーム第二弾。

 前作よりヒントが親切になったりしています。

 相変わらずハイクオリティな作品。

ソドム


 クイズゲーム。

 メインとなる怒涛の50問クイズはボリューム満点でした。

 ええと…ごめんなさい、告白します。正解数の判定にお金を使っていることに気がついて、リセットを繰り返しながら進めました。

FLAGブレイク!


 クイズもあるけど、基本は見るゲー。

 「俺、この戦争が終わったら結婚するんだ」――お決まりの「死亡フラグ」を立て、案の定戦死した主人公が死神の手を借り、運命を改変する…。

 パロディ要素が強く、出題は某ロボットアニメから。

フールバガーズ


 長編RPG。

 「ハンバーガー食べたい」ただそれだけのために過酷な戦いに身を投じる主人公。

 序盤の舞台は学校ですが中盤に登場する宇宙船を皮切りにどんどん話のスケールが広がっていきます。

 ハイテンションなギャグと味のあるキャラの掛け合いが楽しかったです。

 シナリオのカオスっぷりに比べて、ゲームバランスは意外と硬派でした。

大阪ソリッドフィスト


 短編RPG。

 ヤンキーが繰り広げる熱血抗争物語。濃ゆい顔グラが魅力的でした。先生には吹いた。

 過去に描いた漫画をベースにしているようで、キャラ付けがしっかりしていて、テンポも小気味良かったです。

彼女 作り方


 短編の見るゲー。

 「モテたい」主人公がネットで”彼女 作り方”と検索すると、通販サイトで「彼女作成キット」なるものを発見する。藁をも掴む思いで購入すると、後日、人間そっくりな人形が届き――

 短編の中でも特に短くまとまっていて、手軽に楽しめました。

Enjoy!高校生ライフ


 自作システム系。

 三年間という高校生活を舞台にしたスゴロクゲーム。

 勉強やバイト、恋愛など青春街道まっしぐら。ゴールにたどり着くとプレイ評価が発表されます。

 イベントはあっさり風味だけどサクっと遊べるので、何度も楽しめます。

ホジーネ♪


 鬼ごっこゲー。コラボ系。

 ホジーネに掴まらないように逃げ回る。

 ゴールが透明だったり、マップ一面にホジーネが埋め尽くされたりでクリア不可。

 捕まるとさわやかなBGMとともに戦闘に突入してウケました。

バルサの連休


 自作システム系。

 連休を利用して宇宙旅行に出かけた主人公はトラブルに見舞われ、とある惑星に不時着する。

 ここ掘れワンワンと無双モードが特徴的ですね。シロくんかわいいぜ。

魔乳秘境帳


 短編。コラボ系。

 マップが超々広大だった記憶が。

ペロの思い出(?)


 短編RPG。

 飼い犬を蘇らせるため、隣町へ薬を買いに行く主人公。

 魔王っぽい敵がフィールドをうろついていてカオス。意外と普通に倒せます。というか薬がべらぼうに高価くて、倒さないと買えません。

トンアSTORY


 探索アドベンチャー。

 島に隠された宝を探すため、四つのダンジョンに挑戦する。

 ダンジョンには様々な仕掛けが用意されていて、各所に配置されたアイテムをうまく活用して突破していきます。

 ボス戦は鬼ごっこ。物量勝負ですが、良いバランスでした。

チートの勇者様


 短編。見るゲー。

 幾度となく繰り返される戦いに終止符を打つため、勇者がとった行動はチート。

 後味の悪いエンディングは投げやりっぷりも相まって倦怠感がよく表れています。

夢と欲望


 短編。見るゲー。

 薬の力によって、憧れの女の子と身体が入れ替わってしまう主人公。

 主人公は大好きな女の子になれたことでハッピー。秘密を知る幼馴染は同性愛者で、中身が主人公なら女の子の身体に好き放題できるとハッピー。

 うぃんうぃんというやつです。

Fantasy Farm


 自作システム系のRPG。

 怪我を負い行き倒れとなった主人公は、とある村の女の子に助けられる。傷の癒えた主人公はそのまま村に残り、農業を営みながら暮らすことに。

 畑に種を撒き、収穫した作物を売ってお金に換える農作業が特徴的ですね。一気に多額のお金が手に入るのが気持ちよかったです。

 ちなみに、ミニゲームとしてシューティングゲームもあったりします。

バードマン


 自作システム系。

 慣性を導入した戦艦の移動パートが面白かったです。

 前回入力した進行方向が次回の移動方向に加算されるので、頭を使わないとなかなかクリアできません。

 残りターン数を物グラフィックの語呂合わせで表現していて、これが意外なほど覚えやすかったです

スリーワールド鬼ごっこ


 鬼ごっこゲー。

 戦国、現代、SF、三つの世界を舞台に鬼ごっこを繰り広げます。

 戦国編は判定が「敵に接触した回数」となっていて、即ゲームオーバーにならない親切設計。

デジャビュミステリー


 推理アドベンチャー。

 孤島に佇む廃屋で起こった殺人事件に挑む。

 主人公は「デジャビュ」という能力を使って推理を進めることになる。

ちょこっとクエスト


 パズルゲー。

 限られた武器(回復ポイント)を活用ながらうまく道筋を考えて主人公をゴールまで導く。

 ステージは少ないものの、手軽に楽しめました。

おやすみピコン


 長編RPG。

 「電磁パルス」によって多くの人間が死に絶えた世界。主人を失ったロボットの「ピコン」は、主人が果たせなかった約束(幼馴染へぬいぐるみを返すこと)を守るため、単身、隣町へと向かう。

 あらゆる要素が高水準にまとまった作品ですね。演出の細かさ、セリフのセンス、自作の顔グラなどなど、褒めるところは埃のように出てきます。

終わりと始まり


 短編。見るゲー。

 ツクラーに対する「お疲れちゃん」的内容。

 俺たちの戦い(ツクツク)はまだ始まったばかりだ!

奥州霊戦記


 長編RPG。

 二人の主人公を選び、暗雲漂う仙台へ向かう。

 じっくり練られたシナリオ、作りこまれたデータベース、日本地図を再現したフィールド、豊富なサブイベントなどなど。どれをとっても見事の一言に尽きる、クオリティの高い作品です。

レッツ恋愛アドベンチャー


 合作の短編。見るゲー。

 四つの独立した恋愛物語を楽しめます。

 クリアメッセージを挟むことで、二周目に真相が明かされる仕組みが面白い。純粋な恋愛物からブラックなオチまで、バリエーションも豊かです。

スピリチュアルバランス


 クイズゲー。

 先輩の代役として、とある研究所に派遣された主人公。職員と交流を深めながら、先輩の過去を調べていく。

 戦闘はクイズ対決。シンプルな○×問題で、その収録数はなんと1000! 気合いの入りようが数字に現れていますね。

嘘吐乙女シンデレライヤー


 長編RPG。

 屋敷に住み込みで働く主人公「レイラ」は、食事も満足に与えられないどん底の人生を送っていた。いつものように人形に鬱憤をぶつけていると、魔法の力を持った少年が現れる。少年を下僕に従えたレイラは屋敷を出て、領主相手に玉の輿を狙う…。

 主人公がとことんクズで、目的のためなら手段を選びません。増長の果て、主人公がラスボスとなる急展開も味がありました。

ガストロノミア弁闘伝


 短編RPG。

 料理大会で優勝を目指すお話。装備を弁当箱に見立てるアイデアが面白かったです。

 この作品でロリキャラとサングラスの組み合わせは驚異的に可愛いことを知りました。

最後のあいさつ


 自作システム系。

 「物グラフィックのみ」で3Dダンジョンを実現しています。

 動作は重く、ストーリーは第一章のみだけど、執念とも言える根性が詰まってます。

なんだってクリエイト魂


 自作システム系。

 職人を目指して家出同然に旅立った主人公は、とある小さな村に居を構える。そこで出会った少女に助けられながら、村人の悩みをモノ作りで解決していく。

 モノ作りはミニゲームとなっています。ランダムに動く照準が正解のポイントに重なった瞬間にボタンを押すことで成功、一定回数の成功を収めればクリア。

 クリア後にもう一度オープニングを観ると、感慨深いものがあります。

ひとりの少女


 脱出ホラーアドベンチャー。

 主人公の少女が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋。失った記憶、迫る恐怖――多くの謎を抱えながら、少女は屋敷からの脱出を試みる。

 自作絵で表情パターンを用意してあるのは何気に珍しい気がします。ゲームオーバーになってもリトライできる親切設計が良かった。

諭吉の乱


 自作システム系。

 妖魔が計画する「人間狩り」を阻止するため、主人公「諭吉」は説得に奔走する。

 相手の性格や言動を読んで適切な選択肢を選ぶ言論バトルが特徴的。ゲームオーバーはないので、じっくりやれば必ずクリアできます。

 会議の風景は「ああ、こういう現場あるよね…」と苦笑。ヒグチの執拗な難癖がスパイスとなって心地よかったです。

 機会は一度しかないけど、「風呂会話」は存在自体が浪漫に溢れていました。

山うさぎ


 短編。見るゲー。

 山で拾ったバニーガールを家に連れ帰ったらオヤジが空を飛んで髪の毛で戦艦を撃墜した。

 相手の性格や言動を読んで適切な選択肢を選ぶ言論バトルが特徴的。ゲームオーバーはないので、じっくりやれば必ずクリアできます。

 な、何を言っているのかわからねーと思うが(以下略)

摩天の50階ダンジョン


 ダンジョンRPG。

 8人の中からメンバーを選んで50階+αのダンジョンを進んでいきます。

 バランスが良くて純粋なRPGとして楽しかったです。ランダムで強力な武器が出るとテンションあがりますね。

老人とパンダ


 短編RPG。

 主人公と魔王は戦いの末、魔法の力でそれぞれ老人とパンダに変身してしまう。元の姿に戻るため、二人は一時休戦して協力することに。

 老人とパンダの掛け合いが軽快で面白かったです。お気に入りの作品。