ExThird -エクサード-

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2023-07-29

◆ RPGツクールMVTrinity(Switch)作品感想 ◆

ミッション・エスケープ1・2

作者

Shomat

プレイ時間

35分 (1章クリア)


 ツクールDS+のコンテスト受賞作のツクトリ移植版。DS+ツクラーならご存知の方も多いはず。面白さも当時のまま、再現されてます。懐かしい。

 謎解きゲームなので、プレイ時間のブレ幅が広い。僕はうっすらと記憶に残ってるのもあったから比較的サクサク。

 オリジナル版はもう10年以上前になるけど、色褪せない名作です。オススメ。

ちび焦げ心臓 旅をした

作者

ニンゲン

プレイ時間

25分 (クリア)


 プレイヤーが操作するのは心臓。前作が冷蔵庫だったことを思い出す。冷蔵…心臓…"ぞう"繋がり? それはさておき。

 不思議空間を旅しながら、色んなミニゲームをこなしてチョコレートが溶けるのを阻止するゲーム…書いててわけわからんですね。そう、説明だけじゃわけわからないので、やるべし。やるべし。

 やはり後半になるとスケールが大きくなっていくのは良きですね。ラスボス戦は自己主張が強すぎてゲームオーバーが重なった。めっちゃヘイト稼ぐやん。

 冷蔵庫にハマれたなら、こちらもいけるかと。いや、家電ではなく前作の話。

兵士なめんな!

作者

三々梨弥生

プレイ時間

25分 (クリア)


 集団戦を得意とする兵士の連携がキーとなる戦闘の短編RPG。
 
 兵士三人が使用したスキルの種類の組み合わせによってターンの最後に追加効果が発生する。これが重要になってくる。また、TPによる与ダメージへの影響も大きく、システムを理解していないと、戦闘はとても時間かかる仕様。ちゃんと説明を読むべし。
 
 エンカウントなしモードも完備されていて、いつでも切り替えられるけど、練習と言う意味でも最初は雑魚戦やっておいたほうがよいかと。
 
 なお、ボス戦はミニゲームか通常戦闘か選ぶことができ、ミニゲームを成功させればボス戦をスキップ(撃破)することも可能。失敗しても、有利な状態から開始できる――ということを知っているということは、つまり、僕は失敗したわけですが。
 
 他にも拠点の拡充など、短時間のプレイに様々な要素が詰め込まれているので、実際に手に取ってみてはいかがでしょうか。

エンマとボクと49日

作者

カンテラ

プレイ時間

記録なし (クリア)


 時間内に一定回数連打すればクリアな連打ゲー。

 連打回数は…400は行かなかったと思う。49秒、ひたすら連打あるのみ! 49秒というのが曲者ですね。とても長い。滅茶苦茶長い。だから、持久力も求められる、ある意味新鮮な気分での連打感。腕が逝かれました。

モブストーリー

作者

みふぃだるまん

プレイ時間

記録なし (クリア)


 王様や兵士、村人、商人など所謂モブが主役のミニゲーム集。主役毎に異なるミニゲームはどれもクオリティ高いですよ。

 3人(ただしひとりは嘘つき)にいくつかの質問をして村の名前を導き出す村人編、キャラジェネで作られたそっくりさんの中から人相書きと同一人物を探し当てる兵士編などですね。どれも一本勝負なのでサクッと遊べます。

オー・マイ・ゴッシュ-銃声の彼方-

作者

リャオ

プレイ時間

2分 (クリア)


 真面目に感想は書くまいw なんやこりゃあしょーもなぁギャハハって受け止めるのが正しかろう。♂にバナナを突っ込まれるなんてエッチですね。

超特急!宅配勇者!

作者

いがぐりた

プレイ時間

20分 (クリア)


 制限時間内にゴールを目指すアクションゲーム。

 スタート直後は移動速度が遅いけど、途中に設置してあるアイテムを拾うと速くなったり遅くなったりするので、うまく回収・回避しながら進んでいく。

 個人的には沼地と魔王城が鬼門。ただし、このゲームはステージクリア時に、残り時間に応じたお金を獲得でき、それを使って対策アイテムの購入ができるので、苦戦するなら序盤のステージでお金を稼いでおいて難所を強引に突破することも可能。

 例えば、沼地まではお金を節約し、沼地で対策アイテムを最大まで買って強引に突破。これで大幅にタイムが縮むので消費した金額を相殺。次の遺跡は普通に頑張り、魔王城でまた全額ぶっこむ。これで行けた。

プリシアの家庭菜園

作者

モンブラン

プレイ時間

15分 (クリア)


 見習い召喚士のプリシアがお城の庭で農作業をするゲーム。街で種を買い、畑に植え、水を撒いては寝て収穫、収穫した作物を売って種を買い…と、農作業ゲームという言葉で連想される要素がそのまま詰まった作品ですね。冒頭の整地をしたあとは上記サイクルが続き、ひとまず2,500G程度稼いでみました。

 街のマップが横スクロールアクションのような見た目であったり、主人公が召喚士という設定であるものの特にストーリーには絡まないところを見ると、試作品、想定している完成形の一部分を切り出した感じかな?

 ショートカットキーで種を選択する操作性や、農作業の一連の流れなど、ベース部分がしっかりしているので、拡張に期待できる作品ですね。

 いくらお金を稼いでもクリアできないと思っていたら、クリア条件は収穫した野菜を身内に見せることでした。僕のように金の亡者になって「ひゃっはーじゃぶじゃぶ金が増えるぜー!」ってなるとクリアできないやつです。

ボクが女装した理由

作者

じぇf

プレイ時間

20分 (クリア)


 解説には実況verと書かれており、プレイできるのは途中までですね。

 憧れの先輩(♂)に恋する主人公(♂)。決死の覚悟で先輩に告白するもフられ、謎の博士との出会いを発端に、女装に目覚めていく…(だいぶ端折った)。

 先輩の名前を入力できるということで「かずほ」としてみたところ、主人公の名前まで入力できるということで「かずほ」としてみたところ、博士の名前も入力できるということで「かずほ」としてみた。自分の名前のキャラ同士の恋愛模様を見守るとかも大概だなぁと。

 テンポのよいギャグ成分強めの作品ではありますが、ちょこちょこいい感じにシリアスに寄せてきたりもして油断なりません。

 現時点では完結しないものの、小技も光る作品なので、作る側としてもなにかのヒントが得られるかも…? 果たしてかずほとかずほとかずほの運命やいかに…。

秘密と嘘とチョコレートリリー

作者

shin

プレイ時間

15分 (クリア)


 クリア時間は15分ほどだけど、クリアに必須ではないミニゲームなどもあるので、ボリュームはもっとあります。

 お互いの名前を書きあった二人は結ばれることで有名なペアアクセサリー「チョコレートリリー」。主人公とその彼女も、願いをこめて購入する。しかし完成したチョコレートリリーに刻まれていた彼女の名前は見覚えのないものだった…。何故知らない女性の名前が刻まれているのか? この名前の女性は一体何者なのか? そんなところから始まる、短編アドベンチャーゲーム。

 気が動転する主人公のハートはガラス細工の如く。シナリオ上でショッキングなことがあるとメンタルに傷を負って、ハート、つまりライフが減ってしまう。ライフを回復させるためには――街に繰り出して気分転換! 僕はガチャを回して心を保っていました。いいのか。

 ストーリーを盛り上げるよう、特にテキストの演出が凝っていましたね。テキストの色やサイズ、効果音など、状況に応じた表示のさせ方にこだわりを感じます。

 ところでガチャと書きましたが――このゲームに登場するガチャの景品は「ツクラーカード」。ツクトリで作品を作られた方の名前と代表作が書かれたカードがランダムで獲得できるものとなっており、やはり自分が登場すると嬉しくなるというもの。当然、作者さんの知っている範囲――Twitterをやられている方? ではあるので、必ずしも自分がいるかどうかはわからないけど、かなりの数が収録されているので、ツクトリのツクラーさんにもおすすめできます。

 僕自身はなかなか出現せず、めちゃめちゃリセマラしてなんとかゲット。そのため、保存されていないカードもあるけど、こんなにツクラーさんがいたんだなぁとしみじみ思いました。

だんじょん・ぷりんせす

作者

えでくと(edict)

プレイ時間

40分 (クリア)


 ダンジョンの奥に幽閉された姫の救出に向かう、歯ごたえありな短編RPG。会話によるストーリーイベントはほとんどないため、ダンジョン攻略を集中して楽しめます。

 ダンジョンは部屋で区切られていて、部屋に入る毎に戦闘を行う。戦闘に勝利するとランダムで選ばれたステータスの中から一つを選択して成長することができ、次の部屋へ進める。進める部屋の候補は複数あり、あらかじめ敵シンボルが見えているので、状況を見て決定することができる。敗北するとステータスはリセットされ拠点に戻されるものの、所持品や所持金は手元に残るため、何度もやっているうちに敵の対処方法が身に付いたり、装備の充実により徐々に距離を延ばせるはず。この攻略感はやっぱり楽しいもので、見た目の変わらないたったの1マップを何度も歩くことになっても全然苦になりません。

 武器はとりあえずオーソドックスっぽい刀を選んだけど、短剣や杖もスキル構成が多彩そうですね。作者さんのツイートでときどき見かけた「Slay The Spire」。あるいはゲームオブザイヤーを受賞した「HADES」や「Dead Cells」…このあたりのタイトルにピンときた方なら、ジャンルは違えど、楽しめるのではないかと。

縁了先生の妖怪百談

作者

カンテラ

プレイ時間

1時間40分 (クリア)


 妖怪が起こしたとされる事件の謎を解明していく、全6話構成の、謎解きゲーム。

 各話に「問答」と呼ばれる、推理モードがありまして。最大10の質問をしながらプレイヤー自身が考え、好きなタイミングで回答ができる内容となっております。

 プレイ前は、各話の想定プレイ時間の短さ的にも、単純にストーリーを読むだけの内容かなと思っていたので、こういう要素があるのは意外だった。いや、それだけじゃなく、見ごたえのある――時間帯によっては影の長さも異なる凝り具合――マップを散策したり、追手から逃げるミニゲームもあったりと、かなり濃縮されていますね。夜の縁側で縁了先生のプライベートに突っ込む会話も、雰囲気あって良きです。

 …正直に言えば、古典とか全然な新谷にとっては、なんか作者さん頭いいなぁという頭の悪い感想ばかりが浮かびました。こういうのは僕は絶対作れないですな。

 さておき、「妖怪っているの?」気になった方は、遊んでみてはいかがでしょうか。面白かった。

ナゾトキイラナイS

作者

うみ屋

プレイ時間

記録なし (クリア)


 脱出ゲームだけど、タイトルの通り、謎を解かなくてもよい、IQ1から安心して遊べる懐の広い作品となっています。

 脱出方法がたくさんあるザル屋敷で、コンプを目指すため、敢えて閉じ込められに行ってる説ありますね。同じ脱出方法でも、謎を解いた場合と解かない場合に差があるので、コンプの壁になるとしたら、その辺かなと。1度脱出に成功すると、OPとEDはスキップできるので、周回も楽チンです。

冷蔵庫が見た夢Refrigerator Dream

作者

ニンゲン

プレイ時間

20分 (クリア)


 全てのテキストに英訳も表示される、ぐろーばるな作品。何かに逃げるようにして冷蔵庫に隠れた女の子。彼女をかくまう(?)主人公の冷蔵庫(!)は、自身で温度調整などを行い、中の人の様子を見守っていく。

 タイトル画面開いて、さっそくメニューの位置がいいですね。オプションをはみ出させるときたもんだ。ジャンルとしてはアクションゲームで、Rボタンを押しながら敵と接触すると攻撃、ただし押し続けている間はスタミナを消耗するので、ある程度のヒット&アウェイは必要。接触だけ、または調べての判定だと、どちらが勝つかは怪しくなってくるので、押している間はこちらが勝つというルールはわかりやすくてよいですね。このあたりは並行イベントなどが使えるツクトリの長所で、ツクールフェスで公開された、同作者様の約束の樹の下で…という作品の発展形とも言えます。Bボタンを押し続けると、溜めダッシュになるのも、懐かしみあってよき。

 マップに影ペンで直接操作方法を描いてしまうなど、見た目にも華やかな。共通のクリアメッセージながら、たどり着いたエンディングによって意味合いが異なるストーリーの見せかたなど、工夫がいっぱい。

 テキストの言い回しも含め、多方面に独特な刺激が楽しめる作品だと思います。一般での公開ではないかな? タイトル検索で冷蔵庫と検索すれば出てきます。なんだ冷蔵庫で検索って。

1人の美少女と7人の下僕の大冒険

作者

ヒロフミ

プレイ時間

3時間 (クリア)


 これは…長らくダウンロードができない問題が発生していたり、色々あった作品ではありますが…これが遊べない状態だったというのは、非常に勿体ない、RPGの良作でした。

 とある高校に転校してきた主人公の美少女。その魅力に惹き寄せられ、集まるキモ――頼れる仲m――下僕たち。初日から番長に目をつけられたり、女子生徒の失踪事件の解決に向かったりと、波乱万丈な学校生活となっていきます。

 基本はギャグ系の作品ですが、RPGといえば! な盛り上がる展開もあるし、なにより土台がよくできています。メッセージでは話者を強調表示していたりして読みやすかったり。ボス戦ではターン経過後にHPや弱点やを教えてくれるサポートが入ったり。ダンジョンのロケーションも豊富で、その中では乗り物も登場したりとアクセントがついてます。

 戦闘バランスも良好で、ボス戦はイージーでも充分な歯ごたえありました(ちなみにイージーでは経験値獲得金2倍、エンカウント半減の装備、回復アイテム99個所持の状態でスタート)。特に装備効果は大胆に強力なものが多数で、「これチート級の性能じゃない?」と思いながらも、あっさりピンチになったりと、匙加減がうまいです。ツクトリの仕様で反撃率100%の武器とか、つまるところ物理攻撃無効+ダメージソースになるという、説明見ただけでヤバい性能の装備とか、ですね。そういうのがあっても、破綻せずに作られている。

 作品のクオリティで言えば、コンテストの最終選考に並んでいてもおかしくないくらい…なのですが。とある部分でのパロディ要素が非常に強く――ゲーム内に登場するゲームにおいて、某国民的RPGを名称とか含めて再現したものとかも登場するので、そこは、ネックかなと。

 ともあれ、ツクトリの中でも確か初期の頃からの投稿作品だったと思うし、それでいてこの内容というのは、やっぱりすごいなと。Switch版ではツクール広場のトップのランキングでだいたい首位を守っている作品で、作風の合う合わないはあるけれど、出来としては最初の一本目に選んでも間違いないでしょう。

 面白かった。本当に、遊べるようになってて良かったですね…。

ビフォアエンドカオス

作者

ショウツ

プレイ時間

5分 (クリア)


 町長の令で森へ向かった主人公。やたらと骸骨が転がる森の奥で待っていたのは…。冒頭のみが遊べる未完の作品ですね。決定やキャンセル音がフルボイスでやかましいw

 主人公も仲間も神を冠しているおかげか、ステータスは超インフレ。5桁以上のダメージが乱舞する戦闘。ツクールさわったとき、一度は設定してみたくなるやつですね。

二ーター

作者

JOKER T

プレイ時間

1分 (クリア)


 解説文によると、手探りでちょこっと作ってみたとのことで、プレイ時間の通り、始まりの1マップのみの状態。ニートの主人公を動かせるくらいで、まだ物語が始まることもなし。

 この段階で、どんな仕上がりになるかなぁって想像するヒントになるのはテキストですね。テキストがしっかりしていると、クオリティも期待が持てるかなと。しっかりしたテキスト…といっても、特別優れたものであったり個性であったりではなく、普通の文章であること。会話であれば、ちゃんと会話が成立しているものとかですね。

 現時点でストーリーが、とかシステムが、とか語れることはないけど、そういう意味では、しっかりしてる感じがしました。

父と母とタヌキの昔話

作者

黒木もと

プレイ時間

5分 (クリア)


 少しだけ操作するパートはあるけど、基本は読み物。学校の宿題でお父さんとお母さんに昔話をしてもらうことになった女の子。題材となったのは、かつて人類滅亡を目論んだ魔王がどうやって倒されたのか。しかし、お父さんとお母さんで、語る内容が異なる。果たして真相はいかに…?

 全体的に化かすような、ひょうひょうとした語り口で進行しますね。マップなどは必要最低限ですが、短い中でオチまでしっかりまとまっていて、数分ゲーとしていい感じ。

血だるまの道

作者

わかばばば

プレイ時間

2分 (未クリア)


 開始と同時に、延々と続く雪道。ループしているのか? と思ったところで、同じセリフを主人公も呟く。点在する雪だるまを何度か過ぎると、謎の足音が…。って、これ以上書くと内容をそのまま書くだけになりますね。

 接触するとゲームオーバーな、恒例の鬼ごっこ系のゲームかなと。いや、鬼ごっこじゃなくて、避けゲーだったかも?考える間もなく我、ガメオベラ。

コロコロ冒険

作者

だいたち

プレイ時間

5分 (クリア)


 主人公コロコロを操作して、最奥にいるパンダを倒せばクリア。途中、宝箱とかボタンとかあって、ちょいちょい即死トラップなんぞもあって…な、たまにこういうツクール作品がやりたくなるねぇって感じ。

 システムメッセージを変更しまくってて、めっちゃ煽ってきます。全滅したときのテキストが「コロコロは負けたwww」とか。

萩の里のリリール

作者

いぬマッサン

プレイ時間

50分 (クリア)


 魔女の里で殺人事件が発生! 犯人は一体何者!? 師匠殺しの濡れ衣を着せられた主人公リリールが、身の潔白を証明するため、そして真相を解き明かすため、閉ざされた里から旅に出る。…ということで、ミステリーを楽しみつつRPGも楽しめる一粒で二度おいしい的な作品ですね。

 ストーリーメインの作品なので戦闘難易度は超やさしめ…と言いつつ、終盤で油断してゲームオーバーに。(HPは全快だったけど、全員のMPが0になってもゲームオーバーになるのは説明読み飛ばしちゃってた?)

 作者さんはツクフェスのコンテストでも受賞された実績があり、それ故に安定感のある作品です。

 ミステリーとして推理する楽しみかたもできますが、謎解きだけのゲームではなく、普通にストーリーもしっかりしてますので、謎解きは登場人物任せにして、読み物として楽しむこともできます。

 エンディングは複数種類あるようですが、僕が選んだのは…ノーマルなのかな? たぶん、バッドは回避できたはず。

 システム面ではサイドビューとフロントビューの戦闘を使い分けていたりと、地味に新機能ながらあんまり使われてないような気がするシステムを見ることができます。

 プレイ時間も短めだし、推理といっても、頭がこんがらがるようなものではないので、気軽に遊んでみてはいかがでしょうか。

チャージトラン!

作者

月村(つきむら)

プレイ時間

5分 (クリア)


 アニメーションを使って作られたオリジナルのキャラクターを操作する対戦ゲーム。ただ表示するだけではなく、ちゃんとモーションも複数用意されていて、動きが可愛いです。

 ゲームシステムも独自仕様で、ボタンを長押ししてゲージをためて、離すと攻撃。ただし、敵も同じようにゲージをためて攻撃をしてきて、どちらかの攻撃がヒットするとゲージはリセットされるので、攻撃するタイミングを見極める必要あり。

 敵が攻撃してきても反撃することは可能で、反撃だけでも完勝することはできるので、難易度自体は低いのかな? アクションが苦手でも遊べると思います。

 ストーリーなどはなく、戦闘を楽しむのみの内容ですがツクトリの歩行グラは小さい! おっきいキャラを操作してみたい! …って方は遊んでみてはどうでしょうか。

お兄ちゃん武勇伝

作者

みなみよつば

プレイ時間

5分 (クリア)


 勇者であるお兄ちゃん激ラブな妹と幼馴染が、勇者のために人知れず魔王城を攻略しやすくするお話。

 魔王城のあちこちにあるお宝や魔物などを調べて、過保護っぷりや余計なお世話っぷりを楽しんでいく内容ですね。コミカルな内容ではありますが、ひっそりとつけられたジャンルのホラータグの真相とは…。

 どのイベントも会話が面白い、さっくり楽しめる作品でした。

モモVS

作者

もも

プレイ時間

記録なし (操作できる範囲をプレイ)


 タイトル検索すると出てきます。現時点では操作系統の試作段階といったところ。

 開始すると画面に2人のキャラクターが表示され、十字キーとABXYボタンでそれぞれ移動させることができます。一人じゃんけんみたいな感じですね。

 残りのボタンの割り当てはLとRなので、攻撃ボタンとかに割り当てる予定かな? ここから発展して、色々なギミックがツクれそうですね。期待。

チアナ・ドコニ・ストーリー

作者

ケンセキ

プレイ時間

1時間 (クリア)


 とある町の酒場に冒険者の主人公が現れるところから始まるのですが…そこからいきなり自由に操作ができます。

 とにかく早く操作したい、せっかちな方にはもってこい。こんな風に書くとなんだかテキトーな作りなんじゃないかと思われるかもしれないけど、そんなことはなくしっかり作られてますし、僕はかなり楽しめました。

 ワールドマップを歩き、街や村をまわり、王様からゴブリン退治の依頼を受け…というように、プレイヤー主導でゲームが進行していく、束縛感のない気持ちのいいRPGです。

 大陸も複数あり、ロケーションも豊富、後半は各地に任意で戦えるボスもワールドマップに追加されたりと、密度もありけり。

 プレイ時間は短めですが、イベントシーンの拘束時間がほとんどなく、大半が操作している時間なので、体感の満足度が高い作品です。

 スキルのエフェクトがキャラクタの頭身に合わせてリサイズされているのも芸が細かくて良いですね。

 タイトルはどんな意味があるんだと思ったら、ラストでなるほど、と。その意味は実際にプレイして確かめてみてください。

ドライブ

作者

ちゃいちゃい

プレイ時間

3分 (クリア)


 「車でどこかに行きたいね」って紹介文を見て「そうだね」って思ってダウンロード。こういう紹介文に弱い。

 凝った都会マップから車に乗った状態でスタート。特にイベントもなさそうなので、マップを走るゲームなのかなと思ったら、一箇所、入れる建物がありました。中に入ると…パックマンのようなミニゲームが。

 一マス幅の入り組んだ道路を、敵にぶつからないように進み、全てのチェックポイントを通過するとゴールが出現する仕組み。ミニゲームクリア後も、また別の建物に入れるようになります。

 めっちゃネタバレというか、ほとんどゲーム内容を語っちゃったけど、入れそうで入れない建物も多く、人によってはミニゲームの存在に気付かないかもしれないかもしれないので、念のため…。

 マップ凝ってるし、ミニゲームも理不尽さもなく、手軽に楽しめる作品かなと。ドライブ行きたいのう。

BYBRAVE

作者

Δ.A

プレイ時間

15分 (未クリア)


 体験版ということで、区切りのついた15分くらいのところまで。

 かつて魔神の手により窮地に陥った世界。しかし勇者の手により魔神は封印され、世界に平和が取り戻された…。

 これは画面に表示されているモノひとつひとつに細かい気配りがされた作品ですね。ほんとは実物を確認してほしいなぁって思うけど、ひとつ紹介しちゃおう。冒頭で釣りをしているシーンがあるのですが、歩行グラがちゃんと釣り竿を持っているように見えるんです。…それくらいなら、まあ…普通じゃん? と思うかもしれないけど、よくよく見れば、なんとウキまで水面に浮かべ、僅かに上下にぷかぷかさせているではありませんか。こういうところです。

 アニメーションを駆使した演出を惜しみなく使い、ピクチャによる体力表現やマップチップの組み合わせなどなど、視覚的な表現が豊か。他にも、イベントシーンでは上下左右に黒帯が入るのですが、これも、極力不自然なものが目に入らないようにという配慮かなと。

 ツクトリのシェイクで横揺れを実行した方ならわかると思うけど、左右のアレがああなっちゃって、ちょっと不格好。そこで、帯を入れることで左右のアレがああなるのを見えないようにしているんじゃないかと想像します。

 演出っていうと、なんかすごいものを表示したりするところに目を奪われがちだけど、こういところの作り込みが、差をつけるんじゃないかと思います。

 そんなこんなで、ハイレベルな作品。解説の通り、体験版なのですが、このまま完成まで行ったらかなりの力作に仕上がりそうな予感です。作っていて、何か画面が物足りないなぁと感じた方はプレイしてみてはいかがでしょうか。

Snowman Snowman

作者

ツバス

プレイ時間

20分 (クリア)


 主人公はお姫様に作られた雪だるま! …が人間となった姿。氷の女王にさらわれたお姫様の救出に向かうRPGです。

 シンボルエンカウントで、ほぼ戦闘毎にレベルアップ。マップのあちこちには有用なアイテムがあって、遊べば遊ぶだけどんどん成長していきます。

 物理攻撃と魔法攻撃の使い分けが必要になったり、魔法や奥義の習得には敵が落とすアイテムが必要になったりと、選択の要素もおさえられてます。

 戦闘でやられてもゲームオーバーにはならず続行し、そのルールはラスボスにも適用されるので、親切。ストーリー自体は前述の通りシンプルな出だしながら、エンディングがすごく良かった。

 キャラの配置と動きだけで、非常に豊かな表現がされていると思いました。すぐクリアできる手軽ながらも、しっかり作られた作品です。

夢走列車

作者

White

プレイ時間

50分 (クリア)


 主人公の少女は、親友に劣等感を抱いていた。どんよりした気持ちのままベッドで眠りにつくと、そこは不思議な列車の中。自分の身に何が起こったのか。この列車はなんなのか。真実を求めて散策していくアドベンチャーゲームです。

 進行はマップに点在するオブジェを調べてフラグを立てていく方式。ただし、先へ進むには断片的な記憶を追想し、記憶と同じ行動を辿る必要があり、時には順番が必要になったりすることも。

 列車の中だけでゲームは進行するのですが、なにしろ現実とは異なる不思議空間。客席がただ連なるだけではなく、登場人物にまつわる場所が電車の中にまるごと現れちゃったりして、舞台は多彩です。

 テキストやストーリーもきっちりまとまっていて良かったと思います。マップチップを工夫した演出とか、視覚的な見所も多いかと。

 陰鬱な始まりではありますが、クリアする頃には気持ちもクリアになってるはず。ヒントアイテムもあり、詰まるようなことはないと思うので、遊んでみてはいかがでしょうか。

破竜の雄叫び

作者

シロヤマ カズ

プレイ時間

1時間 (クリア)


 数多の竜によって各国が壊滅。生き残った各国の戦士たちが集結して、竜の討伐に挑む…。オープニングが終わり次第ダンジョンから開始し、各地に点在する竜を倒すのが目的です。

 ストーリー進行に伴う強制的なイベントは少な目で、代わりに紹介文にも記載されている宝箱会話が特徴的。全ての宝箱に専用の会話が容易されていて、宝箱の中身をきっかけに各キャラのエピソードが語られる仕様です。

 ポテトフライなノリにギャグがメインの作風かと思いきや、意外とシリアスで詩的であったり、独特なテキスト。ともあれ、ゲームの大部分は戦闘になります。このバランスがなかなかどうして、よく成立したなぁと。

 開始直後は勝手もわからず、厳しい。雑魚相手に1ターンで2人がやられ、しかもマトモにダメージを与えられなかったりも。竜ともなれば、反撃持ち! 即死級のダメージを3連発! 攻撃スキルでもダメージ0! 毎ターン自動回復! …なのに普通にクリアできちゃう。というのも、こちらの回避率も非常に高く、3連続回避というのも珍しくなかったり、魔法防御ダウンさせると一転してダメージが跳ね上がったりと、意外となんとかなるんです。

 どの戦闘でも普通に逃げることもできるので、ゲームオーバーもなったことなかったり、防御による回復効果やポテトフライも強力ですしね。思い返せば、テキストだけじゃなく、バランスまで独特ですね。濃密な時間を楽しめるゲームでした。

-サクラRPG-

作者

けーいーえぬ.

プレイ時間

1時間30分 (クリア)


 パッケージでもおなじみのくノ一サクラが、異世界より現れた魔物から自国を守るために戦うRPG。

 実はこの作品はかなり早い段階から投稿されていて、途中まで作られた状態のを一度遊ばせていただいたことがありました。忍者らしく颯爽と駆け抜けるOPがかっこいいですね。当時もそんなことを呟きました。

 イベントシーンももちろん作り込まれてはいますが、どちらかというと探索やキャラのカスタマイズ、戦闘がメインのRPGかなと。序盤のイベントが終われば、あとはどこ行っても自由。もちろん推奨レベルはあるけど、いきなり強敵のいるダンジョンへ進むことだってできます。

 パーティキャラも5人以上になるためメンバーの選択もあるし、装備の選択肢もかなり広い。刀や剣、槍に杖に弓…一部、重装備なんかは装備できるキャラが限られていたりはするけど、基本は自由に装備することができるから、たくさんの商品を眺めて買い物するのが楽しい。

 アクセサリなんかは特に性能差があって、最大HP+50%アップとか、攻撃力25%アップとか、ステータス異常無効とか、どれをつけようか非常に悩ましいところがよいです。

 システムとして特徴的なのは、サクラが最初から装備している防具。これは行動回数を+1するもので、攻撃を二回実行したり、攻撃しながら防御したり、アイテム二回使って緊急回復したりとコマンドの幅が一気に広がるのがナイスです。

 入口が二つある洞窟は反対側へ直接ジャンプできたり、細かく回復ゾーンが設置されていたり、ヘルプも充実していたりと、サポートまで丁寧。自分の選んだ装備で自分の行きたいところへ自由に動き回れるRPG、そういったRPGをやりたいならうってつけの作品です。面白かった。

追憶の英雄譚

作者

くぃん

プレイ時間

2時間 (クリア)


 霧に包まれた村に暮らす主人公。男勝りな幼馴染の女の子に勝負を挑んでは返り討ちに遭う日々。ある日、村長に依頼されたスライム退治をきっかけに妖精の少女と出会い、冒険の旅に出る…。

 ツクールフェスの第二回コンテストで最優秀賞を獲った「アビスシーカー」の作者様の作品です。丁寧なRPGを作られることで(僕の中で)定評がある方で、その期待は裏切られなかった。

 キャラ、ストーリー、演出などなど、どれもクセがなく、非常にストレートな内容のため、とっつきやすい作品です。「ここまでやるのか!?」ってくらい丁寧な状況説明セリフの数々は誰でもわかりやすいようという配慮のあらわれかと。モブのセリフなんかからも、設定がしっかり練られているなぁって感心したし、最後もまとまりがよくて、面白かったです。

 作品選びに迷ったら、この作品を遊んでおけば間違いないかと。

勇者パーティ全滅ショー

作者

タダシ

プレイ時間

5分 (クリア)


 オープニングからエンディングまで戦闘画面のみ、バトルイベントだけで完結する、一風変わった短編です。

 味方を攻撃してしまう呪いにかかった勇者一行。その様子を見守るプレイヤー。果たして勇者一行は無事呪いの元凶である魔物を倒せるのか、それとも同士討ちによって全滅してしまうのか…。

 過去に作者さんの作品を遊ばれた方ならわかるでしょう。相変わらず、目の付け所が良いです。最小の規模で、最大限の遊びを詰めこんでいく独創性は今作にも発揮されています。

 勇者一行を勝たせるのも、魔物を勝たせるのも、それとは別に、戦いを長引かせてスコア(視聴者)を稼ぐのもよし。スコアがある以上、ハイスコアを狙うのが目的かなとも思えますが、プレイヤーが遊び方を決められる、自由度の高いゲームと見えました。周回プレイをして、次はこういう遊び方をしてみようなんて、色々試してみるといい感じです。

 HPゲージなどもあるので、普通にRPGとか作る場合でも参考になるのではないでしょうか。ちなみに初回プレイでは、勇者パーティが全員生存、スコアは731、残りMP20で8ターンでした。

誘惑のひととき

作者

ヤミー

プレイ時間

1分 (クリア)


 誘惑のひとときってタイトルに誘惑されちゃった。二択の選択肢を繰り返して進行していくゲームです。片方はもちろんゲームオーバー。ゲームが終わるまで油断はしてはなりませんよ。

令和のノストラダムス

作者

フォトショ職人

プレイ時間

50分 (クリア)


 ツクールフェス作品で最も有名な作品のひとつ「人生げーむ☆救世主版 」が令和になって進化を遂げました。

 サイコロを振って移動、止まったマスに応じて戦闘や成長、アイテム入手などをしながら進む、RPG要素が濃くなった今作。とにかく明るく楽しいストーリーで、テンポよく進むので気軽に手軽に遊べます。

 テキストやアイテムのセンスがイカす。ラストが最高すぎて、ツクールファンなら是非やってみてって言いたい! ほんとうまくオチがついたなぁ。お見事。

 あとこのゲーム、戦闘バランスとるのめちゃくちゃ難しそうなのに、うまく調整されていてすごいなぁと。

 特定の出目を出せるアイテムがあるものの、すごろくなだけに、基本的に成長にはランダム要素が絡むわけで。成長マスも、誰かの、どの能力をあげるか一つ選択してって感じなので、プレイヤーによってバラつきそう。

 防御重視のけっこう極端な成長のさせかたをしたんだけど、なんだかんだ、ほどよい感じに収まりました。

 先ほど挙げた「人生げーむ☆救世主版」はツクフェスコンテスト受賞作で、同作者さんが作られたツクトリのサンプルゲーム「破境の福引所」も間違いのない出来。クオリティの高さは保障されています。短く遊べるので遊んでみてはいかがでしょうか。

GLORIOUS BLADE

作者

プレイ時間

4時間 (クリア)


 かつて妖魔神と戦った聖天使と聖剣士たちの力を受け継いだ主人公たちが織り成す、長編ファンタジーRPG!

 ストーリーはかなりシリアス。様々な困難を乗り越え、仲間との絆を深めながら巨大な敵に立ち向かっていく…まさしく王道ですね。あの手この手で苦しめられる主人公たちに「もうやめてぇぇぇ!」って、プレイするこっちまで言いたくなるくらい。

 主人公を取り囲む3人のイケメンの仲間は聖剣士ということで、もちろん聖剣も完備! 覚醒シーンもキメてきます! 自分だったら誰選ぶー? なんて、乙女心(おっさんだけど)に胸躍らせながら遊んでいました。そりゃあ本命はわかっていても、いやいや、ここは敢えて…なんて。

 戦闘は全体的にやさしいですが、後半のボスは油断しないように。落ち着いて戦えば問題ないですが、ちょっとした選択のミスが命取りなんてことも。

 ところで、解説によると作者さんは初心者の方だそうですが…最近の初心者こわい。いきなりこれほどの長編をこのクオリティで完成までさせたことがもう、本当にすごい。僕に同等のものをまとめあげ、完成させられるかと問われても、自信を持って首を縦には触れないです。むしろ、横に振るかも…。ツクールフェスのときも似た感じで戦慄しましたね。

 「ギャアアアアア! マグナディウス様ーーー!」…クリアしたらきっと、叫びたくなるはず。

 後に完全リメイク作品も作られました。

乙女とりっぷ♭

作者

ぶらっく

プレイ時間

5分 (クリア)


 ツクールフェスでも乙女とりっぷというタイトルのゲームがあって、そちらも遊ばせていただいたことありました。

 クリアまで5分ほど…だけど、試行錯誤で何回かやりなおして実際には30分くらいプレイ。

 戦闘は全力の一回。超強いボスを倒せばクリアですが、超強いので、初見での勝利は難しそうですね。

村人から能力を貰って主人公たちを強化してから戦うんですが、貰える能力は村人ひとりにつき一つを選択。どの能力を貰うか非常に悩ましいです。

 やってみればわかるけど、理不尽じゃないかってくらいの猛攻をかけてくるので、それを乗り越えてクリアしたときの達成感がありました。僕のプレイでは毒がなかったら終わってました。毒は正義。

殺し屋探偵

作者

フレンズN

プレイ時間

3分 (クリア)


 主人公の紹介的な、序章といった感じの内容です。名前からして「あ、こいつやばい」ってなるやつ。章仕立てだけど、プレイした時点で遊べたのは1章のみ。

 それにしてもキャラジェネの導入で、表情というか顔芸というか、メッセージウィンドウの動きが賑やかになった感じしますね。

 推理とか探索要素はなく、話を読み進めていくタイプのゲームなので、詰むことはないです。

闇悪魔

作者

アキ

プレイ時間

記録なし (未クリア)


 主人公が目を覚ますと、見知らぬ屋敷。開口一番「とにかく脱出しよう」ということで、屋敷から脱出するのが目的です。

 最初は順番に部屋を調べて鍵を探していくだけですが、すべる床とか、捕まるとアウトな敵と鬼ごっこしながら隙を見て一定時間スイッチを踏み続けて扉を開ける仕掛けとか、徐々に凝ったイベントが増えていきますね。

 脱出ゲームとしていい感じの仕上がりなんですが、途中の謎解きが解けずに断念。悔しい。無限ループのある部屋のとこが、ヒントの張り紙といい一見シンプルな仕掛けっぽくてすぐに「これじゃね?」って思うも、全然これでもあれでもそれでもなくて解けず。いやいや、このヒントは無限ループじゃなく、アレの入力時のものなのか…とか。頑張ってもだめでした。

 誰か僕の仇とってください。

おじいさんの小冒険

作者

オラオラゴン

プレイ時間

記録なし (クリア)


 説明は特にないけど、鍵を3つ集めれば感動のエンディングとなります。

 何気にこの作品、床やスイッチ踏むと周囲にクリスタルが出現する迷路のようなギミックとかあって、地味に凝ってますね。主人公のおじいさんの職業が「シニア」なの、ふふっとくる。

 すぐクリアできますという解説文の通り、すぐクリアできるので「あー、なんかいますぐ達成感味わいて―」ってときにやってみてはどうでしょか。

フルボイス ファンタジー

作者

kapibara

プレイ時間

記録なし (クリア)


 タイトルの通り、ボイス素材を使ったフルボイスの短編RPG。

 限られた素材をうまく使って会話を成立させてますが、ただ会話を成立させてるだけでなく、ストーリーも繋がりあるのいいですね。とある敵と再戦するときの「我が復讐の〜」ってボイスとか。

 不思議と、カロルの扱いは「そうだよね、なんかそういう役にしたくなるよね」って納得感が。

 難易度も詰むようなものではないので、安心して楽しめます。まだそれほど作品やってないけど、なんとなくボイスではアランが人気なイメージありますね。

ネオ・エリジオン

作者

アイン

プレイ時間

10分 (クリア)


 開幕からいちゃいちゃラブラブっぷり。からの「ところで話は変わるけどGが足りないの」に吹いた。

 進行としては、フィールドを歩き回ってエンカウントして、倒した敵が落とすアイテムを売って200000G貯めればクリア。道のりは長そうだけど、10分ちょいでクリアすることは可能です。

 世界観とかの説明はないけど、主人公とヒロインのプロフィールが「永遠の魂」と「超次元生命体」だったり、「この世界には2人だけ」とか、ヒロインの技の解説文に「ただ一つの魂を生み出す」みたいなメッセージがあったりで、イメージ膨らませるの面白い。

 フィールドも宇宙空間の中に現代都市や砂漠、雪原とかが混在していて「SF!」って感じの好みのシチュエーションです。

 あと、至る所に会話イベントが発生するポイントがあって、いちいちいちゃいちゃするのもいい。めっちゃ軽て甘々なノリが、逆に怖い感じがしていいぞ。

 戦闘開始時にバトルイベントで会話が発生するのもいい。「げっまた虫かよ」とか。これは設定でオフにもできます。

 あとあと、このゲームは毎ターンHP(ゲーム中ではLP)が桁違いの値回復するうえ、全員のLPが0になってもゲームオーバーにならず、次ターンに復活する仕様。設定的に死ぬことがないとかそういう意味合いなのか、特殊条件を満たすとゲームオーバーなのか、後程更新とかで変わるのか、単純にゲームオーバーを無くそうとしただけなのかはわからないけど、この仕様もいいなと。

 短いプレイ時間ながら、かなりの頻度で「いいぞ」と思った作品。いいぞ。

おっさんと行く、ぶらり異世界旅

作者

なーこ

プレイ時間

記録なし (操作できる範囲をプレイ)


 主人公のハゲたおっさんを操作して、ヤンキーとヤクザに襲われながらも頑張って出社することになる系のRPG。ちょこちょこフラグによってイベント(会話)が変化していくので、進めないってなったときは、もう一度みんなと話しかけると吉。戦闘開始時のおっさんボイスが妙にハマって、面白いですね。

 自宅の立体感もいいですよ。「ここ入れるのかなー」と思ったら入れて「おおー、入れた」って妙な感動が。

 まだ異世界に行くとこまではできてないけど、ホテルに行くとこまではできてるので、あだるてぃな方はプレイしてみてはどうでしょうか。今後の展開もおっさん的に期待。

カコとミライ(仮)

作者

すおう

プレイ時間

記録なし (3章クリアまで)


 同じ場所、異なる時間。二人の主人公を切り替えながら進む謎解き×探索ゲーム。ピクチャの回転使ったルーレットとか、館の見取り図とか、システム面でも見応えあります。

時計塔の魔物

作者

けろよん

プレイ時間

5〜10分 (クリア)


 投稿が11月ということで、初期の頃の作品ですね。解説文の通り、北にある時計塔へ魔物を倒しに行く、オーソドックスなRPGです。

 とあるバトルに突入したとき、ツクールあるあるで膨大なダメージでゲームオーバーになるかなって身構えちゃったけど、バランスはとれていました。